BERNARD BUFFET ET LA PROVENCE
ベルナール・ビュフェとプロヴァンス展

会期: 2010年10月15日(金)~2011年1月11日(火)

ベルナール・ビュフェ ナンスのアトリエにて
ヴェゾン・ラ・ロメーヌ 1950年
ナンスの農場 1951年
サント=ヴィクトワール 1968年
1948年、ベルナール・ビュフェは19歳という若さで画家の登竜門である批評家賞を受賞し、フランス画壇の寵児となりました。瞬く間に、ビュフェの才能は文化人や美術関係者の注目を引くこととなり、さまざまな交流が生まれました。50年代には創作のための新天地を求めて南仏プロヴァンスにアトリエを構え、『木を植えた男』の著者である作家ジャン・ジオノと親交を深めます。ジオノの堅固な意志に触発されたビュフェは、死生観を見つめると同時に表現の多様性を追求し、文学的、宗教的な主題の絵画や挿画本の制作に情熱を傾けました。
60年代に入ってからもサント=ヴィクトワールの麓にアトリエを移し、キリスト、カルメン、昆虫、闘牛といった多彩なモティーフを連作し、激烈な表現の変遷を辿りました。静寂と華やかさを備えたプロヴァンスは、ベルナール・ビュフェにとって天啓の地となり、その終焉まで表現者としての種をこの地で成熟させていました。
本展覧会では、ビュフェがプロヴァンスを舞台に描いた作品を厳選し、挿画本や写真とともにご紹介することによって、南仏の魅力と画家がこの土地から得た豊かな精神力と創作の広がりをご覧いただきます。

開館時間 (10月)10:00-17:00 (11・12・1月)10:00-16:30
※ご入館は閉館30分前まで
休館日 水曜日 (祝日の場合は、その翌日)、2010年12月27日~2011年1月5日
入館料 一般1000円(900円)大学生・高校生500円(400円)
中学生以下は無料 ( )内は20名以上の団体料金
主催 ベルナール・ビュフェ美術館


EVENT

ミュージアムレクチャー

ジャン・ジオノの世界―自然の生命が躍動する南仏プロヴァンス―

ベルナール・ビュフェが慕い影響を受けた作家ジャン・ジオノ。ジオノが愛した町マノスクの写真を通じてジオノの生活環境に触れ、『木を植えた男』の主人公ブフィエ構想に関する仮説を紹介します。さらに幻視者的能力を駆使するジオノの驚くべき創作態度を解明しつつ、プロヴァンスの自然現象が躍動する長編物語『喜びは永遠に残る』の世界に踏み入っていきます。

日時=11月14日(日)13:30~15:00
講師=山本省(信州大学教授・翻訳家)
会場=大展示室
参加費=入館料に含まれます。
参加方法=お電話にてご予約ください。(TEL055-986-1300)

山本省(やまもと さとる)プロフィール
1946年兵庫県生まれ。69’京都大学文学部卒業、74’同大学院修士課程終了。専攻は、フランス文学、環境文化学。現在、信州大学全学教育機構教授。ジャン・ジオノ著『喜びは永遠に残る』『世界の歌』『木を植えた男』の翻訳を手がける。主要著書:『南仏オート=プロヴァンスの光と風』『ジャン・ジオノ紀行』(彩流社)『南仏プロヴァンスと信州の文学と自然』(ほおずき書籍)

ご予約・お問合せ先
ベルナール・ビュフェ美術館
〒411-0931静岡県長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平)515-57
TEL.055-986-1300/FAX.055-987-5511