朗読+対談「他者に映る自画像」 クレモンティーヌ・ドルディル氏/堀江敏幸氏

開催日 : 2016年12月4日(日)14:00-16:00 開催場所 : クレマチスの丘ホール

ドアノーの孫であるクレモンティーヌ・ドルディル氏が、2014年、ジオノゆかりの地マノスクで開催したドアノーの写真とそのテキストの朗読を巧みに組み合わせたイベントは大きな評判となりました。本イベントでは、作家でありドアノーのテキストを集めた『不完全なレンズで』日本語版翻訳者でもある堀江敏幸氏を迎え、フランスでの朗読会を本展のために再構成。朗読会に続いて、お二人の対談を行い、言葉に対しても鋭い感性を持っていたドアノー像についてお話いただきます。

定 員:200名  
言 語:フランス語(通訳あり)
料 金:無料

プロフィール

  • クレモンティーヌ・ドルディル(Clementine Deroudille)

    ロベール・ドアノーの孫。展覧会キュレーター、ジャーナリスト、作家として活動。人間として芸術家として、さらに徹底して幸福を運ぶ人であろうとした知られざるロベール・ドアノー像まで浮彫にした私的ドキュメンタリー・フィルム≪Robert Doisneau ou le révolte du merveilleux≫で初監督を務めたばかり。撮影はパリ、ニューヨーク、東京で行われたが、特に東京での撮影を通じて作家の堀江敏幸氏と知己を得

  • 堀江敏幸(ほりえ・としゆき)

    1964年、岐阜県生まれ。作家、仏文学者。現在、早稲田大学文学学術院教授。『郊外へ』『おぱらばん』『熊の敷石』『雪沼とその周辺』『河岸忘日抄』『正弦曲線』『仰向けの言葉』『燃焼のための習作』『その姿の消し方』など著書多数。訳書として、エルヴェ・ギベール『幻のイマージュ』、ジャック・レダ『パリの廃墟』、マルグリット・ユルスナール『なにが? 永遠が』、ロベール・ドアノー『不完全なレンズで』などがある。

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